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農山村と食の将来

 たまたま京都に出張へ行く列車の中で、『週刊ベースボール(11.17 2008年53号)』を読んでいたら、面白い記事がありましたので、一部をご紹介いたします。

 これは、ロッテの投手 江尻慎太郎さんが次のようなことを「時事問題」で語っておられました。

 まだ子供が小さいこともあって、ギョーザ、インゲンなどの昨今の食品偽装問題、「食の安全性」が気になりますね。わが家では無農薬野菜の宅配を頼んだりして気をつけていますが、完ぺきにするのは無理。ITベンチャーの友人がいたのですけれど「もう何も信じられない」と言って、農家へ転身していまいましたからね。食料の自給率が低い日本で生きていくには、最後の最後は自給自足でしょうか。引退後の農家への転身もありかな、とも感じている今日このごろです。

 少し前までは時代の花形だったITベンチャーや、華やかなプロ野球選手さえも、食の不安から農業への転身を考えたり、行っていることを知りました。

 今の日本の食料自給率は40パーセントを切っているそうです。しかし、今の日本の政府は、本気で農業自給率の向上に尽力しているとは言えないように思います。

 現在、多くの食料が中国から輸入されていますが、食の安全性の問題があります。しかし、その中国産の食糧さえも輸入できなくなる時代が来るのではないかと思われます。

 現在、中国の工業化により、中国は食糧輸出より食糧輸入が増えていると言われます。13億の人口を持つ中国が食糧輸入国になれば、日本は食料の確保さえままならなくなる恐れがあります。

 これから、江尻投手やITベンチャーのように農業への転身を志したり考えたりする人や、定年後の帰農のためのU・Iターンが増えていくように思います。

 私も来年から本格的に米作りを行っていこうと考えています。

 このまま農山村が衰退していく時代ではなくなるような気がします。

 農山村の未来は決して暗くないと思っています。

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日原保育園児が左鐙公民館で一日遊びました

 去る11月6日(木)に日原保育園の園児(3・4・5歳児)たちが左鐙公民館に遊びに来られました。

 この事業は、左鐙公民館が、島根県のモデル公民館に選定されたことから、その事業の一つとして行っているものです。

 左鐙公民館が休園になり、子供たちの声が聞こえなくなったことから、左鐙にも時々、子供の声を復活したいという思いと、左鐙からも子供たちが通う日原保育園の園児たちに左鐙の自然の豊かさを体験していただきたいという二つの理由から、日原保育園と左鐙公民館で共同企画したものです。

 前回6月に左鐙公民館(旧 左鐙保育園併設)に遊びに来て、周囲を散策したり、神楽の太鼓を叩いたり、周囲を散策したりして遊んだりしたのが、とても楽しかったようで、また左鐙に遊びに行きたいと園児たちが言っていたそうです。そこで、第2回を企画したことです。

 左鐙公民館の周辺は、神社から小学校までのエリアが車道でないため、旧左鐙保育園の園庭で遊んだり、小学校のうさぎを見に行ったり、トランポリンやシーソー、ブランコ(日原保育園にはブランコがないため、うまく乗れない子どもさんもいるそうです)などで遊んだり、神楽の好きな男の子は、ずっと太鼓をたたいたり、舞ったりしていました。

 そして、周辺に散歩に行き、近所の藤井隆一さんの畑のさつまいもを掘らしていただいたりして、帰ってきました。そのさつまいもは、おやつにふかしてもらいました。

 昼食は、地元の婦人方によって、栗ごはんとシチューを作っていただきました。普段あまり食べない子どもも、とても美味しかったようで、次々とおかわりをして食べていました。

 楽しく遊んだ園児たちは、町バスに乗って(エアバスが超満員になりました)帰りました。

 この時の風景は、日原保育園の園児たちが絵に描いて、左鐙公民館まつりに出品していただく予定です。

 次回は、左鐙のお年寄りの方々に演芸を披露したり、お年寄りとの交流、餅つきを12月に予定しています。

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公民館体制

 今、津和野町では公民館体制のことが論議になっています。

 これは、公民館の体制を今後どのようにしていくかという論議です。

 しかし、公民館の論議が、常勤か非常勤かという体制のことが中心になり、公民館がどのような役割を担い、地域の中心として何を行っていくのかという議論がほとんど出て来ていないようにも感じます。

 公民館の常勤・非常勤について考えてみたいと思います。

 いつも公民館に常駐している常勤体制は、きめ細かな対応ができ、地域の人がコミュニティーの場として利用するときに、いつでも職員が対応できるということなどに常勤の有利性があります。

 しかし、逼迫した町財政の負担を軽減するためには、非常勤の館長と主事を一定日数出勤できるようにして、組み合わせて、いつも誰か一人は公民館にいるようにする方法も選択の一つかもしれません。

 また、公民館を指定管理者のようにして、各地区に運営を一任し、一定の金額を町から補助し、独自に運営する方法もあるでしょう。この方法だと、地域住民が主体となって、自分たちの発想で、それぞれが独自の面白い公民館ができるかもしれません。

 津和野町の各地区には発想豊かな人がたくさんいるので、公民館を町の運営から移行して、地区に任せるのも方法の一つだと思っています。

 何よりも大切なことは、町全体で、しっかりと議論することだと思っています。

 常勤・非常勤体制ということも大切なことですが、公民館の職員や地区住民の方々が、公民館が地域活性化の中心としての役割を担っていることをしっかりと認識して、何を行っていくかを考えることだと思っています。

 一番大切なのは職員や地域住民の意識だと思います。

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今朝、海士町が朝ズバに出ていました

 今朝、子供たちの目覚ましを兼ねてテレビを見ていると、同じ島根県の沖の海士町が出ていました。

 海士町は、今、最も税金を有効に使い、都会からIターンが続々と来られる町として、全国から注目されていると、朝ズバに取り上げられていました。

 同じ島根県の町が全国放送の人気番組で、全国で最も注目されたことは驚きでした。

 北海道の夕張市の財政破綻等を見聞している私は、目を見張るような思いで、テレビに見入りました。

 海士町は合併をしないと決め、町長は50パーセントの給与削減をすると決めると、その他の議員や職員も自ら削減を申し出て、そのお金で積極的に町づくりを進めて行ったそうです。目先のお金よりも将来の町づくりにかけられました。

 給与の削減については、霞が関から色々な意見があったそうですが、町長は一喝し、削減するだけでなく、その資金を新たな町づくりに積極的に大胆に使って行ったそうです。

 海士町の素晴らしい海の幸を鮮度を落とさずに全国に届けるために最新の冷凍技術を備えた設備を導入されたり、子育て支援をされたり、町が手がけた名産「さざえカレー」は大ヒットをしているそうです。そして、東京でも大胆に海士町のPRをされています。

 Iターン者が起業する際には、全国から出資が集まり、利息に海士町の海の幸が届けられるそうです。出資者も当然のように海士町に視察に来られるでしょうし、観光と両面で大きな効果があると思います。

 この海士町の町長は、「お金がないからできない」という職員には一喝するそうです。

 そして、「よそ者、若者、バカ者」を大切にするそうです。

 自分が持たない斬新な発想を大切にする姿勢こそ、新たな可能性を生むのだと思います。

 「よそ者、若者、バカ者」と言われる人たちが頭をたたかれるのではなく、その人たちが活躍できる町こそ元気な町ではないでしょうか。

 今日の放送は、とても考えさせられたことでした。

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