« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

皆既日食・部分日食

 中国地方では、昨日の大雨で、防府市では死者も出るほどの災害が出ました。罹災されました方に、衷心よりお見舞い申し上げます。

 さて、今日は全国的に曇天で、46年ぶりの皆既日食(津和野町は部分日食です)が見られるか心配されましたが、ここ津和野町の日原天文台では、平日にもかかわらず、100名を超える多くの方々が来られました。

 今日は全体的に曇天でしたが、ちょうど日食が始まる頃からは、天気にも恵まれ、日原天文台の大型の望遠鏡や日食グラスで、部分日食を見ました。

 下の子どもは「太陽がお月さまになった」と言っていました。

 これが子どもが撮影した映像です。

 Cimg0395

 

| | コメント (0)

日渡 円さん その2

先日 町の教育委員会により 学校再編計画の地域への説明会が開かれた。 

閉校予定の中では 最後の説明会。  50人を超える地域住民が参加してくださり、保護者は、それだけでうるうる来ていたが、 石田さんの力説に始まり皆さんが一生懸命 子どもをサポートしよう、ここで子供達を育てようと意見してくださった。

言う事は分かる、そのとおり、、といいながら、も結局のところ統廃合ありきの姿勢を貫く教育長。 合意が得られそうな、須川、畑迫については 進める、、、。しかし合意が得られないところはやりません。の一点張り。

町全体のビジョンはいったい何なのか? 児童数が少なすぎる弊害を苦慮するから早急に何とかしなければ、とおっしゃるけれど、そのデメリットを少しでも解消して、同級生とも交流させたいと 地域としてできる事はこの3年弱、できる限りやってきた。 牧童探検隊、放課後牧童、夏休み宿泊体験、山村留学生募集。 

でも学校教育の中の事については、提案し、お願いした小規模特別認定校も校区の見直しも、コミュニテイスクールも全て、困難であると却下された。学校の中の事は、私達にはどうもできない。少なくともこの町では。 

そのかわりに 早急に何か手を打ったのか? 今目の前の子どものために教育行政として、どんな対策をとるのか。 統廃合だけが施策なら、 今年1人だけで授業を受け続けて卒業するM君はおっしゃるとおり犠牲者かも知れない。まだ M君は2,3学期がのこされている。早急にと繰り返すなら、ぜひデメリットを少しでも解消する施策をお願いしたい。

日渡さんの講演で、強みは伸ばすだけ、、、弱みは解決するだけ、、。ときいた。単元によって最適な授業人数を模索する五ヶ瀬流は、国も認めて着目している。児童50対教師1人の授業は可能でも、究極の1対1の授業を可能にするには、町内の教師の人数が多くないとできない。 それが可能であることをこの町の強みととり、生かした学校再編に方向転換するか。逆に弱みと捉えて統廃合するのか。

五ヶ瀬と津和野では確かに規模的には比較の対象にはならない。けれど、同じ山間へき地として 強みや弱みは似ていると思う。

どこに価値を置き、どう進んでいくのか。このマチの次世代をどう育てたいのか。

その方向性という点では学ぶべきものが実に多いと思う。

                        by  mayumi

| | コメント (0)

日渡 円さんの講演会 その1

7月4日土曜日 待ち焦がれた日渡さんが左鐙へきてくださった。

教員研修で日渡さんのお話を聴いた兄が、「お前の言ってることを実践しとる教育長の講演を聴いたぞ」と紹介してくれたのが、一年ほど前。 そのときは 詳しい情報が少なく それ以上知る事ができなかったが、ずっと心に引っかかっていた。

そしてたまたま 教育ファームの関係で、お世話になった高野氏が、小規模学校のネットワーク つくりの話から、知人を通じて知らせてくれたのが五ヶ瀬町の取り組みだった。

五ヶ瀬町のホームページで 教育委員会の中に五ヶ瀬ビジョンを見つけたとき この人だ!と確信。 それから ネットで関連記事を探しまくり 著書を購入、読破し、その考え方、行動力に勇気づけらた。 自分が知ったいい事は、伝えたい、うちの町にもできる!とわが町の教育委員さんたちに紹介したのが今年一月。

残念ながら どなたからもお返事はいただけなかった。

そして町へ要望していた小規模特別認定校も否認され 左鐙は廃校の方向に動き始めた。 

この3年弱の間、私達は、子供達にとって、どうするのがいいのか、議論し、勉強してきた。 地域の未来はもちろんだが、子ども自身にとって こんなしっかりとした地域基盤の上で、また豊かな自然環境の中で、学校生活を送れる事 の 価値の高さ を確認しあい、あとが続かぬ児童数を確保する事と、いつも問題視される、社会性を高めるために 地域外の子ども達との交流など 実践もしてきた。

しかし、いくら行政サイドに訴えても 統廃合ありきの硬い壁の前、小さくて何の権力も無い草の根集団の声は全く響かなかった。

自分達は間違っているのか?どう進めばいいのか、たった8人、されど8人の児童の左鐙小学校。。行き詰まり、切羽詰った中、、、日渡さんに手紙を書いた。 書いている間は、聞きたいこと聴いていただきたい事、思いがあふれ、誤字も脱字も恥もかき捨て、、と思って、、。

でも封をして、いざポストに行くと、、出せない。 こんな恥ずかしい手紙、だしても相手にされるわけ無い、、とか、規模的に違うんだから 最初から話しにならないかもとか、勇気がでない。 でもやらずに後悔するよりやって後悔しよう と自分自身にいいきかせ三日後に投函 。 五ヶ瀬の取り組みに耳を傾けてもらうには、日渡教育長に来てもらうしかない。

そして、信じられない奇跡。なんと返信メールが!しかも速攻で! その真摯な対応だけでも感動なのに 左鐙に来てくださることになった。

講演会に来てくださった方々は、発想の転換とその行動力、力強さに感動した と感想を述べてくださった。 そして、同時にわが町の教育関係者が少ない事を 異口同音、残念がっていた。 子どもを取り巻く人や行政にかかわる人にこそ きいて欲しかった。

しかし 地域内外からたくさんの方々に来ていただき、 共通認識がもてた事は、私達にとって大きな力だ。有難うございました

そして 懇親会でも引き続き濃い話で盛り上がり、楽しく、元気を一杯もらった夜だった。

学習指導要領の根底に流れる メッセージ 「生きる力をはぐぐむ」教育を実現するためにこそ  左鐙小学校のようなへき地に点在する小さな学校を町の財産と考え、残し生かした手法で学校再編をすすめるべき、考えるべき  

 改めてその思いを強く持った夜でもあった

日渡様 大変有難うございました。               M。K

|

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »