一隅を照らすもの
私の仕事が年中で一番忙しい8月で、なおかつ突然のことが多々起こったりして、のどが真っ赤になっても声を出し続けたため、扁桃腺が腫れて発熱して、点滴をして一日休みました。「職業柄、人と触れ合う機会が多いので、念のためにインフルエンザの検査をしてみましょう」と言われて検査をしてみましたが、大丈夫でした。
皆さまも全国的に新型インフルエンザが流行していますので、うがい手洗いを励行してくださいね。
そんなこんなで、ブログの更新がまたまた滞ってしまいましたが、HF君が映像も含めてアップしてくれていたので、助かりました。
仕事で回っていると、帰省されている方々からも、「楽しみに読んでいますよ」という方も多く、頑張って更新しなければとは思っています。
比叡山を開かれた最澄は、「一隅(いちぐう)を照らすもの、これすなわち国宝なり」という言葉を述べておられます。
これは、自分の置かれた一隅を照らす者こそ、国の宝であるという意味だと思います。
代々伝えられてきた田畑やワサビ棚を守る、伝統芸能の神楽を守る、何百年も人々の心の支えとなってきたものを守る、それぞれがそれぞれの持ち場で自分の役割を尽くしていくことが一番大切なのかもしれません。
仕事の道すがら、早朝に神社の太鼓を叩いて帰られる宮司さんの姿を見たり、一生懸命に畑を耕すお年寄りの姿を見たり、今日の夕食を買いに来られるお客さんのために、一生懸命に魚をさばかれている姿等を見ていました。
たとえ地味であっても、目立たなくても、メディアに取り上げられなくても、自分の与えられた場所で、こつこつと自分の役割を尽くしていくことの中に、国の宝という意味があるのだと思っています。
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