さぶみの楽しみ① 高津川の鮎釣り
さぶみの楽しみと言えば、まず一番はダムのない一級河川 清流 高津川の恵みであろう.高津川の鮎は全国的にも評価が高く、和芸の神様と呼ばれた徳川夢声は「これはこれ日本一の鮎どころ」と詠んだ.東京新橋の「鮎正」は、高津川の天然鮎だけを使い、有名人も多く訪れる東京の名店である.
その高津川の鮎釣りの解禁が6月1日の今日からである.昨日の夕方から、付近にはたくさんの車がとまって、明朝からの鮎かけの場所取りをしながら、皆一杯やっている.今夜は満月を肴に、寒空の中、明日の大漁を夢見て、話が弾んでいるようである.
私も今年から鮎釣りに挑戦しようかと思っていたが、職業柄のためか「素人にかかる鮎はあまりいないからやめておいたほうが良いよ」という知人の助言や、本当に鮎釣りをするつもりで買うならば1本10万円はくだらないという竿の金額のため、二の足を踏んでいる.
きっと、明日の朝は、釣り人で高津川はあふれるだろう.
しかし、日本一の天然鮎が目の前で獲れ、目の前の清流 高津川と広葉樹林が心を癒し、食べるものでも、野菜や米など自然の恵み豊かなこの地は、とても豊かなのではないかと思う.
テレビでワーキングプアの現実を放送していた.東京で日雇いの仕事をして、ネットカフェで泊まり、サプリメントで栄養を取る生活を見ていて、田舎で農業でもして生活すれば、少なくても食住は足り、衣もおしゃれしている方が違和感がある田舎では衣服にお金をかける必要もなく、十分に生活できるのだろうになと思って見ていた.
今、日本全体が本当の豊かさというものを、もう一度考え直す時ではないかと思っている.
「吾唯足るを知る(われただたるをしる)」
(石庭で有名な京都 竜安寺のつくばいに書かれている言葉)
6月1日の高津川は、朝から釣り人で一杯でした.地元島根ナンバーの他に、福岡・岡山・広島・山口ナンバーの車が停まっていました.釣り人から聞きましたら、今年はまずまずの釣果らしいです.(下記は、高津川で鮎釣りをする人たちの写真です)
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